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リノベーションの予算・費用

コストを抑えるリノベーション術|化粧合板を活かすDIY

スロウルの平賀です。

 

今回進めているリノベーションでは、「フルリノベーションの半分のコストに抑えたい」というご要望のもとで計画を進めています。

その中で一つのポイントになったのが、既存の仕上げをどう扱うかという視点でした。

 

よくある玄関の「化粧合板の壁」

中古住宅では、玄関や廊下まわりにプリント合板や化粧合板が使われているケースをよく見かけます。

一般的なリノベーションでは、これらの壁は一度すべて解体し、石膏ボードを貼り直してからパテ処理を行い、塗装やクロスで仕上げる流れになります。

 

ただ、この工程は

  • 解体工事
  • 大工工事
  • 仕上げ工事

と複数の工程が重なり、どうしてもコストが大きくなります。

 

「壊さない」という選択

そこで今回ご提案したのが、既存の化粧合板をそのまま活かし、上から塗装するという方法です。

いわゆる「やり替える」のではなく、「活かす」という考え方です。

 

白いペンキで仕上げることで、空間の印象は大きく変わりますし、下地を触らない分、工事コストも大幅に抑えることができます。

 

DIYとしての関わり方

今回の現場では、施主様ご自身にも参加していただき、DIYで塗装を行っていただきました。

ローラーで塗れる作業なので、比較的取り組みやすく、仕上がりにも手の痕跡が残るのが特徴です。

 

化粧合板特有の木目や凹凸はうっすらと残りますが、それも一つの表情として空間に奥行きを与えてくれます。

 


この質感が好みかどうかは分かれるところですが、「完全に新しくする」以外の選択肢としては、十分魅力的な方法です。

 

コストだけでなく、関係性をつくる

コストを下げるために無理にDIYをするというよりも、楽しみながら住まいに関わるという感覚の方がしっくりきます。

自分で手を入れた場所は、住み始めてからも自然と愛着が生まれます。

そして、少しずつ手を加えながら長く付き合っていくというスタイルは、リノベーションとの相性も良いと感じています。

 


 

まとめ

・既存の化粧合板は「壊さず活かす」という選択ができる
・塗装仕上げにすることで大きくコストを抑えられる
・DIYとしても取り組みやすく、住まいへの関わりが深まる

すべてを新しくするだけがリノベーションではありません。

今あるものをどう活かすか。

その視点を持つことで、コストと空間のバランスは大きく変わってきます。

これからリノベーションを考える方の参考になればうれしいです。

 

平賀 丈士

(株)スロウル 代表取締役

平賀 丈士

憧れの大自然、北海道にバックパック一つで渡り、IT業界からリノベーション業界へと転身。2010年、北海道スタイルのリノベーション住宅「スロウル」創業。札幌という都会の中でも、自然とともに生活できる、そんな北海道らしいライフスタイルを実現できるような、ワクワクする家をつくる。

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