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リノベーションの物件探し

【YouTube動画】コストを抑えてリノベーションするために、中古物件の「ここ」を見ておきたい|現地チェック完全版(第4回・最終回)

中古住宅を購入してリノベーションを考えるとき、
「あとから想定外の費用がかからないか」という不安は、多くの方が感じるところだと思います。

 

今回ご紹介するYouTube動画は、実際の中古住宅を見ながら、リノベーションを前提にした“物件の見方”を解説する4回シリーズの最終回です。

 

最終回では、階段・バルコニー・小屋裏(屋根裏)といった、内見ではつい見落とされがちな場所を中心に、プロの視点でチェックポイントを整理しています。

 

なぜ、階段・バルコニー・小屋裏を見ることが大切なのか

 

これらの場所は、見た目の印象だけでは判断しにくい一方で、状態によってはリノベーション費用に大きく影響する可能性があります。

 

例えば階段は、安全性や勾配、手すりの有無などによって、作り直しが必要になるケースがあります。構造や寸法の制約が絡むため、簡単に直せると思っていると、思った以上にコストがかかることもあります。

 

バルコニーは、防水の状態や雨水の逃げ方、外壁との取り合いなどが重要です。表面がきれいでも、下地や納まりに問題があると、将来的な雨漏りや外壁補修につながることがあります。

 

小屋裏(屋根裏)は、普段の暮らしでは目に入らない場所ですが、湿気、結露、断熱の状態、過去の雨漏りの痕跡など、建物のコンディションを読み取るヒントが多く詰まっています。

 

コストを抑えたリノベーションにつながる「物件の見方」

 

リノベーションでコストを抑えるためには、
「安く直せる物件」を探すというよりも、
「直さなくていい部分が多い物件」を見極めることが大切です。

 

この動画では、建築確認申請が関わるケースの考え方や、冬の結露、北海道ならではの除雪リスクなどにも触れています。

 

どこを触ると申請が必要になり、どこまでなら工事の自由度が高いのか。
その境目を知っておくことで、計画の立て方や予算配分が大きく変わってきます。

 

読み物やチェックリストだけでは分かりにくい部分を、実際の物件を歩きながら説明しているのが、このシリーズの特徴です。

 

動画はこちら


【中古物件選び】建築確認申請って?小屋裏・バルコニー・階段で分かる見えないリスクを解説(最終回)

 

4回シリーズの最後ではありますが、最初から順番に見ることで、中古住宅を「どういう目線で見ればいいのか」が立体的にイメージできる内容になっています。

 

これから中古住宅を探す方、内見を控えている方は、気になるところだけでも拾って見てみてください。物件を見るときの視点が、少し変わってくるはずです。

 

 

平賀 丈士

(株)スロウル 代表取締役

平賀 丈士

憧れの大自然、北海道にバックパック一つで渡り、IT業界からリノベーション業界へと転身。2010年、北海道スタイルのリノベーション住宅「スロウル」創業。札幌という都会の中でも、自然とともに生活できる、そんな北海道らしいライフスタイルを実現できるような、ワクワクする家をつくる。

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