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【YouTube動画】 北海道でリノベーションしたい人必見・中古物件徹底解説【外観・基礎編】
中古物件選びの最初の一歩をほどく
中古物件の外観と基礎は、最初に見落とされがちな部分ですが、実は建物全体のコンディションを最も正直に語ってくれる場所です。今回、その“読み方”を丁寧に共有したくて、実際の現場を歩きながら解説する動画をつくりました。
サイディングの劣化や凍害、コーキングの状態、屋根の縁に出る錆といった外観の変化に加えて、基礎についてはもう一歩踏み込んでいます。
- シュミットハンマーでコンクリートの反発値を測り、基礎の強度を数字で確認する
- クラックスケールを当てて、ひび割れの幅や深刻度を判断する
- 鉄筋探査機を当てて、基礎に鉄筋が入っているかどうかを確かめる
プロが物件を見る時は「どこを見るか」「どう読むか」がはっきりしているため、判断の精度が大きく変わります。その視点を可能な限り分解し、実際の映像とあわせて伝えています。
シリーズを始めた理由
中古物件を見るとき、何を基準に判断すればよいのかが曖昧なまま進んでしまう場面が少なくありません。このシリーズは、その最初のつまずきをほどくために、現場での“見えるポイント”を一つずつ整理するところから始めています。
外観から分かること
サイディングの種類と劣化の出方、凍害、塗膜の浮き、コーキングの切れ、屋根の縁(ハフ)に出る錆。こうした外周部の変化は、建物の扱われ方をそのまま映します。
難しい専門用語を並べるのではなく、「この状態なら次はここを見る」という順番で説明しているので、実際の内覧でもそのまま応用できる内容になっています。
基礎の状態が左右するもの
基礎のクラックの向きや幅、換気口まわりの劣化、コンクリート強度、鉄筋の有無。これらはすべて、建物を長く使えるかどうかの判断に直結します。
動画では、実際の検査方法を交えながら、基礎を“どう読むか”という感覚を掴めるようにまとめています。
見えるようになるための動画
今回の動画は知識を増やすことが目的ではなく、現場に立ったときの“見え方が変わる”ことを意図しています。「どこまでなら維持で済むのか」「どこからが工事規模に影響するラインなのか」など、判断の境界線が自然と拾えるような構成にしています。
北海道でリノベーションを考えている方へ
寒さや湿度、凍害といった条件がある北海道では、外観と基礎の読み取りが特に重要です。この第1回は、その入り口として、分かりやすくまとまった内容になりました。
中古物件を選ぶ際の判断軸として、参考にしていただければと思います。

(株)スロウル 代表取締役
平賀 丈士
憧れの大自然、北海道にバックパック一つで渡り、IT業界からリノベーション業界へと転身。2010年、北海道スタイルのリノベーション住宅「スロウル」創業。札幌という都会の中でも、自然とともに生活できる、そんな北海道らしいライフスタイルを実現できるような、ワクワクする家をつくる。
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