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北海道の無垢材の家づくりが新聞に紹介されました
第1675号 リフォーム産業新聞(2025年12月1日)
北海道産の無垢材でつくる家
むき出しの梁と漆喰、木製キッチンの空間
家具を一つひとつ造作設計
北海道産の無垢材の床や構造を見せる天井
童話に出てくるような三角屋根の外観
オーダーメイドの木製オープンキッチン
木の質感が感じられる寝室
リノベーションを専門に手掛けるスロウル(札幌市)は、北海道の無垢材を使った家づくりに注力している。中古住宅を購入してリノベーションした場合の相場は2000万円台後半から3000万円前後。
構造が見える天井
同社が手掛ける住宅は、梁や柱などの構造を見せるデザインが特徴だ。
平賀丈士社長は「北海道産の木材が持つ質感や温かみを、多くの人に知ってもらいたい」と話す。
漆喰や無垢材の床など自然素材を多用し、オーダーメイドの木製キッチンや家具も自社で設計する。「既製品で全てをまとめず、家族の暮らしに合わせて一点ずつつくることに意味がある」と平賀社長。木製の造作キッチンでは、天板や扉材、取っ手まで素材の選定から行い、空間全体と調和したデザインを目指す。
三角屋根のフロアでは、梁をそのまま見せ、古い構造の良さを残しつつ断熱改修を施している。「北海道の家は断熱性能がとても重要。外見のデザインと、冬の快適さの両立が欠かせない」と語る。
地域密着の姿勢
住宅リノベーションだけではなく、地域活動にも積極的だ。
公園の利活用やコミュニティづくりなど、家づくりと暮らしの境界を行き来しながら活動する。
「住まいは単体で完結しない。家の外にある風景や地域の動きと一緒に、暮らしの質がつくられる」と平賀社長。
同社は今後も北海道材を活用した家づくりを通じて、地域とのつながりを深めていく考えだ。
YouTubeでも発信
同社では施工事例や中古住宅の選び方をYouTubeで紹介しており、家づくりの情報発信にも力を入れている。
「家づくりはわからないことが多い。なるべく公開し、透明性のある形で伝えていきたい」としている。

(株)スロウル 代表取締役
平賀 丈士
憧れの大自然、北海道にバックパック一つで渡り、IT業界からリノベーション業界へと転身。2010年、北海道スタイルのリノベーション住宅「スロウル」創業。札幌という都会の中でも、自然とともに生活できる、そんな北海道らしいライフスタイルを実現できるような、ワクワクする家をつくる。
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