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札幌で購入するならマンションと戸建てはどっち?リノベーションについても

こんにちは。札幌で一戸建て・中古住宅リノベーションを行うスロウルの平賀です。

 

札幌の街で自然を感じながら暮らす、北海道ライフスタイル。

そんな暮らしをリノベーションで叶えるスロウルから、さまざまな話題をお届けします。

 

今回は、札幌で家を購入するにあたって、マンションと戸建てのどっちが良いか迷っている方へのヒントをお届け。

それぞれメリット・デメリットがあるため、特徴や違いを知ってしっかり検討することが大切です。

 

中古物件を購入してリノベーションする際のポイントについてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

 

中古物件を購入してリノベーション

 

 

札幌でマンションを購入するメリット・デメリット

まずは、札幌でマンションを購入するメリットとデメリットを見ていきましょう。

 

札幌でマンションを購入するメリット

マンションを購入するメリットは、物件にもよりますが主に次のとおりです。

  • セキュリティがしっかりしている
  • 光熱費を抑えられる
  • 利便性が高い
  • 眺望が良い
  • 管理の手間が少ない
  • 雪かきの負担が少ない
  • 老後も快適に過ごせる

 

マンションは一般的にオートロックやセキュリティシステムが完備されていることが多く、防犯面で安心です。

 

そして、光熱費が抑えられる点もメリット。

鉄筋コンクリート造のマンションは断熱性が高い建物も多いため、冬の寒さが厳しい札幌でも暖房費が比較的抑えられる可能性があります。

 

また、マンションの高層階であれば、眺望が良い場合が多く、日当たりも確保されます。

札幌では山々や市街地を一望できるマンションも見つけやすいので、リラックスした時間を過ごしたい方にぴったりでしょう。

 

エントランスや共用廊下、階段、ゴミ捨て場などは管理員や清掃会社による清掃が行き届いているケースも多く、戸建てに比べて管理の手間が少ないことが多いです。

 

札幌ならではのマンションのメリットとしては、やはり雪かきの負担が少ないところ。

雪を解かすロードヒーティングの設備が整っていたり、契約している事業者が除雪してくれたりするなど、雪かきの負担軽減を謳っているマンションもあります。

 

マンション室内は平屋と同じフラットな生活スタイルなので、老後も安心。

バリアフリー設計やエレベーターなど、子どもや高齢者などさまざまな人が暮らしやすい設計がされているマンションを選ぶと老後も快適に過ごせます。

 

マンションは、利便性の良い場所にあることが多いので、買い物や通院などの面でも不便を感じにくいでしょう。

 

札幌でマンションを購入するデメリット

マンションを購入するデメリットは、こちらも物件によりますが主に次のとおりです。

  • 部屋数が少なく狭い
  • プライバシー性が低い
  • 音や振動に気をつける必要がある
  • ペット不可の物件がある
  • 管理費や修繕積立金がかかる

 

マンションは戸建てに比べて広さが限られているため、都市部の物件では部屋数や収納スペースが狭く感じることがあります。

専用庭のある住戸以外は、庭で趣味を楽しむことができず、デメリットと感じる人もいるでしょう。

 

マンションは住戸が壁一枚で隣り合っていることから、戸建てに比べるとプライバシー性が低いと感じられます。

 

また、マンションは音や振動が伝わりやすい構造なので、騒音等の問題が発生することがあります。

特に小さなお子さまがいる家庭やペットを飼っている場合は、周囲へ配慮して生活する必要があるでしょう。

 

ペットについては、物件によっては飼育不可となっていたり、飼育可能な種類や頭数が限られているケースがあります。

 

なお、マンションでは管理費や修繕積立金が毎月必要です。

費用はマンションによって異なりますが、世帯によっては負担が大きくなることも。

さらに、駐車場代も発生すると、月々の支払いはさらに多くなります。

 

 

札幌で戸建てを購入するメリット・デメリット

札幌で戸建てを購入

 

続いて、札幌で戸建てを購入するメリットとデメリットを見ていきましょう。

 

札幌で戸建てを購入するメリット

戸建てを購入するメリットは、主に次のとおりです。

  • 郊外など立地によっては広い敷地と居住空間が確保できる
  • 庭が持てる
  • プライバシー性が高い
  • 音や振動を気にしなくて良い
  • ペットが飼える
  • リフォームの自由度が高い

 

戸建ての最大のメリットは、広い敷地と住空間です。

部屋数や収納スペースが多く取れるため、家族が多い場合や、広いスペースが必要な場合も快適です。

 

また、庭や駐車スペースの確保も可能。

庭を家庭菜園やガーデニング、子どもやペットが遊べるスペースとして使うことができます。

札幌であれば、冬はお子さまと一緒に雪遊びを楽しむこともできますよ。

 

そして、近所の家とは一定の距離が保てるため、プライバシー性が高いのもメリット。

気になる場合は、フェンスや植栽などで目隠し対策することもできます。

 

マンションのように騒音・振動の問題が少なく、特にペットを飼う場合や小さなお子さまがいる場合なども、気にせず快適に過ごせるでしょう。

ペットを飼いたいという方は、戸建てなら制限がないのでメリットになります。

新築やリノベーションで、ペットに合わせたお部屋づくりをすることもできるでしょう。

 

戸建ては建物や外観の変更が自由にできる点も大きな魅力です。

自分の好みに合わせてリフォームやリノベーションをしたり、家の外観や庭のデザインを思い通りに変更することができます。

 

札幌で戸建てを購入するデメリット

戸建てを購入するデメリットは、主に次のとおりです。

  • 自分で管理・維持をする必要がある
  • 雪かきをする必要がある
  • 初期費用が高い
  • セキュリティ面の注意が必要になる

 

戸建ては、全ての管理を自分で行わなければならないため、外壁や屋根のメンテナンスや庭の手入れなども定期的に行う必要があります。

なお、札幌などの寒冷地は冬に雪が降るため、雪かきを自分でしなければいけません。

 

そして、戸建てはマンションのようにオートロックや防犯カメラがないため、セキュリティの面で注意が必要です。

防犯面を強化するなら、防犯カメラを設置したり、セキュリティ対策をしてくれる会社と契約したりするなど、自身で対策をする必要があるでしょう。

 

 

マンションと戸建てはどっちが良い?違いを確認

マンションと戸建て、どっちを選ぶかは人それぞれ。

どんな暮らし方がしたいのか、どちらが好みなのかによります。

 

では、自分の希望がより多く叶うのはどちらなのかをチェックするために、マンションと戸建ての違いを、立地・広さ・居住環境・購入後の維持費・資産価値という点に注目して整理しておきましょう。

 

立地

マンションの場合、JRや地下鉄の駅から徒歩圏の物件が多いです。

特に古めの中古は、駅徒歩5分圏内など好条件のものもあります。

 

一方で、戸建ての場合は、札幌市内ならJRや地下鉄駅から少し離れたところ、バス便利用のエリアが多くなります。

札幌近郊の場合、JR駅徒歩圏内でも探しやすいでしょう。

 

広さ

マンションは、部屋数が少ない傾向があるものの、中古マンションであれば、コンパクト化が進む最近の新築マンションに比べて広めの物件を見つけやすいです。

 

戸建ての場合は、マンションよりも広い居住空間を叶えやすいです。

さまざまな広さの戸建てが販売されているので、家族構成や予算によって選びやすいでしょう。

 

居住環境

戸建てに比べてセキュリティ面の安心度が高いのがマンションの特徴。

中古マンションの場合は、築年数にもよりますが、断熱性や気密性も中古戸建てより高い傾向にあります。

 

ただし、古い物件はペット不可のケースも多いです。

 

戸建ての場合、他の住宅と接していないため、生活音などで気兼ねせずにのびのびと暮らせます。

庭を持てるため、ガーデニングや家庭菜園、BBQなども楽しみやすいでしょう。

 

また、近隣住民を気にせずにペットを飼いやすいです。

 

購入後の維持費

マンションの場合は、管理費や修繕積立金がかかります。

築年数が古い物件は修繕積立金が高くなっているものが多く、駐車場代や駐輪場代がかかります。

 

一方の戸建ては、将来かかる修繕費用を自分で積み立てておく必要があるものの、駐車場代がかからない点はメリットとして大きいでしょう。

 

中古住宅の維持費については下記コラムで詳しくご紹介していますので、あわせてご覧ください。
中古住宅を購入してリノベーションした場合の維持費はどのくらい必要?

 

資産価値

マンションの資産価値は、築年数とともにゆるやかに下がります。

ただし、人気のあるエリアの駅近物件などは資産価値を維持しやすいでしょう。

 

戸建てはマンションよりも建物の資産価値が下がりやすいです。

ただし、リノベーションをすることで性能アップを図り、暮らしの快適性や将来の売却のしやすさは保てる可能性も高いです。

 

札幌でマンションか戸建てのどちらを購入するか迷ったら、まずは暮らしで優先したい条件を整理しましょう。

どちらが希望の暮らしを叶えやすいかを考えると、自分にはマンションと戸建てのどちらが向いているかが見えきますよ。

 

 

中古のマンション・戸建てを購入してリノベーションする場合の注意ポイント

リノベーションをすれば、マンションでも戸建てでも自分の好みの空間にすることができます。

とはいえ、中古物件を購入してリノベーションする場合は、ゼロからつくる注文住宅にはない制約もあるため注意が必要です。

例えばマンションの場合、共用部分は変更することができません。

共用部分にはマンションのエントランスやエレベーターだけでなく、各住戸の玄関ドアや外側のサッシも含まれます。

玄関ドアや窓サッシを好みの色や材質のものに変更したくてもできません。

 

マンションによっては、契約できる電気容量の上限が決められていることもあります。

また、戸建ての場合、きちんと確認しておきたいのは建物の傷みの程度。

建物の強度に影響するような基礎や壁の劣化はないか、断熱材はきちんと施工されているかなどで、リノベーション時にかかるコストも違ってきます。

 

中古戸建てを購入する際には、契約前にホームインスペクション(住宅診断)を行い、建物の傷み具合をチェック。

必要な修繕についてアドバイスをしてもらうと良いでしょう。

 

住宅価格が上がっている昨今は、これまで以上に中古物件を購入してリノベーションするのがおすすめです。

詳しくは下記コラムでご紹介していますので、あわせてご覧ください。

住宅価格が高騰中。中古を上手に探してリノベーションがおすすめ

 

 

札幌のマンション・戸建て購入時はメリット・デメリットの確認を!

マンションはセキュリティが高く、光熱費を抑えやすい点が魅力。

高層階では眺望も楽しめ、管理が簡単で老後の生活にも適しています。

雪かきの労力が軽減できるのは、札幌ではメリットに感じる方も多いでしょう。

 

ただし、プライバシー性が低いことや、音や振動が気になることがあります。

管理費や修繕積立金も負担となり、駐車場代が別途かかる点もデメリットです。

 

一方、戸建ては広い敷地と自由な設計が可能で、プライバシーが守られやすいです。

庭を活用した生活や、ペット飼育がしやすい点がメリットですが、管理やメンテナンスの手間がかかります。

また、セキュリティ面では注意が必要です。

 

どちらを選ぶかは、生活スタイルや予算、将来のライフプランに応じて決めることが重要です。

 

中古マンションや中古戸建てを購入してリノベーションをすることで、自分好みの空間をつくることができます。

ただし、マンションでは共用部分の変更ができ、戸建てでは建物の傷み具合を確認する必要があるなど、注意ポイントをあらかじめ確認しておきましょう。

 

SLOWL

スロウルでは、写真ではなく実際にスロウルのリノベーションを体感してもらうためにモデルハウスを公開しています。

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マンションのリノベーションや新築も行なっていますので、お気軽にご相談ください。

 

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平賀 丈士

(株)スロウル 代表取締役

平賀 丈士

憧れの大自然、北海道にバックパック一つで渡り、IT業界からリノベーション業界へと転身。2010年、北海道スタイルのリノベーション住宅「スロウル」創業。札幌という都会の中でも、自然とともに生活できる、そんな北海道らしいライフスタイルを実現できるような、ワクワクする家をつくる。

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