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札幌でマンションと戸建て、リノベーションするならどっち?

中古住宅を買ってリノベーション。購入する物件をマンションにするか、戸建てにするかで迷ったりしませんか?

中古住宅購入前に知っておきたいポイントをまとめました。

◎目次

・中古マンションと中古戸建て、どちらを選ぶかは人それぞれ

・マンションと戸建て、特徴は?

・中古ならではの注意ポイントは?

中古マンションと中古戸建て、どちらを選ぶかは人それぞれ

マンションと戸建て、どちらを選ぶかは人それぞれ。どんな暮らし方がしたいのか、どちらが好みなのかによります。では、自分の希望がより多く叶うのはどちらなのかをチェックするために、マンションと戸建ての特徴を整理しておきましょう。

 

 

マンションと戸建て、特徴は?

●マンション

【立地】JRや地下鉄の駅から徒歩圏の物件が多い。特に古めの中古は駅徒歩5分圏内など好条件のものも。

 

【広さ】コンパクト化が進む最近の新築マンションに比べて広めの物件を見つけやすい。

 

【居住環境】戸建てに比べてセキュリティ面の安心度が高い。築年数にもよるが、断熱性や気密性も中古戸建てより高い傾向。古い物件はペット不可のケースも多い。

 

【購入後の維持費】管理費や修繕積立金がかかる。築年数が古い物件は修繕積立金が高くなっているものが多い。駐車場代や駐輪場代がかかる。

 

【資産価値】築年数とともに資産価値はゆるやかに下がる。ただし、人気のあるエリアの駅近物件などは資産価値を維持しやすい。

中古マンションはリノベーションで新築同様の空間に(撮影/スロウル)

 

●戸建て

【立地】札幌市内ならJRや地下鉄駅から少し離れたところ、バス便利用のエリアに多い。札幌近郊の場合、JR駅徒歩圏内でも探しやすい。

 

【広さ】マンションよりも広め。さまざまな広さの中古戸建てが販売されているので、家族構成や予算によって選びやすい。

 

【居住環境】他の住宅と接していないため、生活音などで気兼ねせずにのびのびと暮らせる。庭がもてる。ペットを飼いやすい。

 

【購入後の維持費】将来かかる修繕費用を自分で積み立てておく必要がある。駐車場代がかからない。

 

【資産価値】建物の資産価値は下がりやすいが、リノベーションをすることで性能アップを図れば、暮らしの快適性や将来の売却のしやすさは保てる可能性も高い。

三角屋根の傾斜を生かすなど個性的な空間がつくれるのが戸建てのリノベーション(撮影/スロウル)

 

中古を購入するなら、まずは暮らしで優先したい条件を整理し、どちらが希望の暮らしをかなえやすいかを考えると、自分にはマンションと戸建てのどちらが向いているかが見えてくるでしょう。

中古ならではの注意ポイントは?

リノベーションをすれば、マンションでも戸建てでも自分の好みの空間にすることができます。とはいえ、ゼロからつくる注文住宅にはない制約もあります。

 

例えば、マンションの場合、共用部分は変更することができません。共用部分にはマンションのエントランスやエレベーターだけでなく、各住戸の玄関ドアや外側のサッシも含まれます。玄関ドアや窓サッシを好みの色や材質のものに変更したくてもできません。また、マンションによっては契約できる電気容量の上限が決められていることも。

 

戸建ての場合、きちんと確認しておきたいのは建物の傷みの程度。建物の強度に影響するような基礎や壁の劣化はないか、断熱材はきちんと施工されているかなどで、リノベーション時にかかるコストも違ってきます。中古戸建てを購入する際には、契約前にホームインスペクション(住宅診断)を行い、建物の傷み具合をチェック。必要な修繕についてアドバイスをしてもらうといいでしょう。

 

 

札幌の戸建てリノベーションモデルハウスは随時見学受付中です!

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マンションのリノベーションや新築も行なっていますので、お気軽にご相談ください。
「スロウルの家」 リノベーションモデルハウス
〈住 所〉札幌市清田区北野5条3丁目12-14
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田方 みき

住宅系ライター

田方 みき

広告制作プロダクション勤務後、フリーランスのコピーライターとして活動。
現在は主に、雑誌・Webで住宅にかかわる記事の取材、編集、執筆に携わる。
主な著書に『家づくりのお金の話がぜんぶわかる本』(エクスナレッジ)

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