SLOWL PRESS


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薪ストーブのある家で、あたたかい+αの冬の暮らし

北海道で中古住宅を購入しリノベーションをするなら、おすすめは薪ストーブの設置。冬の暖房はもちろん、暮らしの楽しみを広げる薪ストーブの魅力を紹介します。

◎目次

・体を芯からあたためる薪ストーブの熱

・心地よいあたたかさや音、炎の揺らぎに惹かれて家族が集まる

・薪ストーブはオーブンやホットプレートにもなる

体を芯からあたためる薪ストーブの熱

薪ストーブには「輻射式」「対流式」「暖炉式」といったタイプがあります。

 

「輻射式」はストーブ内で燃える薪がストーブ本体をあたためて蓄熱し、その輻射熱が室内をあたためるもの。「対流式」は二重構造になったストーブの内側と外側の間の空間を通る空気をあたためて、吹き出し口から熱を放出するもの。「暖炉式」はオープンになったストーブの火室で薪をもやして周囲の空気をあたためるもの。

 

どのタイプにもメリットはありますが、寒さの厳しい北海道の冬に主暖房として使うなら、輻射式が向いているでしょう。輻射式の薪ストーブは、炎であたためられた鋳鉄の表面から放出される遠赤外線が空気を伝わって、人の体を直接あたためます。遠赤外線は体の内側で熱に変わるため、体を芯からあたためてくれるのです。

 

(撮影/スロウル)

心地よいあたたかさや音、炎の揺らぎにリラックス。家族が集まる場に

薪ストーブの魅力のひとつが、「あたたかな場」が生まれること。薪ストーブのそばにいるだけで心地よい熱を感じることができますし、薪がパチパチとはぜる音や、揺れる炎のにはリラックス効果があります。薪ストーブの周囲は、仕事や家事、勉強につかれてひと息つきたいときなど、家族が自然に集まる場所になります。

薪ストーブはオーブンやホットプレートにもなる

薪ストーブを設置したら、暖房だけではもったいない!薪ストーブには調理器具としても優秀です。炉内だけでなく、ストーブ上部はホットプレートとしても使えるため、さまざまなレシピが楽しめます。ピザやチキンのグリル、上部を使って煮込み料理もおいしくできます。

 

薪ストーブで料理を楽しむため、炉内用には高温に強いダッチオーブンやスキレット、ストーブトップでの調理用にホーロー鍋やケトル、ホットサンドメーカーなどを用意して、さまざまなメニューに挑戦したいですね。

 

(撮影/スロウル)

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田方 みき

住宅系ライター

田方 みき

広告制作プロダクション勤務後、フリーランスのコピーライターとして活動。
現在は主に、雑誌・Webで住宅にかかわる記事の取材、編集、執筆に携わる。
主な著書に『家づくりのお金の話がぜんぶわかる本』(エクスナレッジ)

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