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三角屋根の家。斜めの勾配天井の部屋にはどんなメリットがある?

札幌の街で自然を感じながら暮らす、北海道ライフスタイル。

そんな暮らしをリノベーションで叶えるスロウルから、さまざまな話題をお届けします。

 

今回のテーマは 前回に引き続き「三角屋根」。

勾配天井の空間を生かせるのが三角屋根の家の楽しさです。勾配天井にはどんなメリットがあるのかをご紹介します。

◎目次

・天井が斜めの勾配天井。そのメリットは?
・勾配天井の良さを生かす内装や照明のポイントは?

天井が斜めの勾配天井。そのメリットは?

傾斜をつけた天井のことを「勾配天井」といいます。斜めになった屋根を生かして、つくられることが多く、三角屋根の家のリノベーションを多く手がけてきたスロウルの施工例にも、勾配天井の空間がよく見られます。

 

では、勾配天井の空間にはどのような特徴(メリット)があるのでしょうか。

まずは、天井の高い部分が開放感を生むこと。天井は3m以上あれば視界に入らず空間に圧迫感がなくなります。2階建ての住宅で、1階のリビングや玄関に吹抜けを設けた場合や、2階の居室などの天井が高い部分では開放感が得られそうです。

 

逆に、勾配天井が床近くまで届く空間の場合、落ち着いた雰囲気になります。勉強部屋にすれば集中できそうですし、寝室にして天井が低いところにベッドを置くのもいいでしょう。

(撮影/スロウル)

 

また、高い位置に窓を設けることができるので、採光の良さが期待できますし、梁を生かすことで個性的な空間に仕上げることもできます。

 

勾配天井の良さを生かす内装や照明のポイントは?

内装のカラーリングに工夫をすることで、勾配天井で得られる開放感をより強調することができます。壁も床も天井も真っ白にすると、明るく開放的な空間になりそうな気がしますが、実は、すべて同じ色だと室内が立体的に把握しにくくなり、意外に開放感は感じられないもの。勾配天井の場合、天井の斜めのラインがわかるように木材の色をそのままにすることでより広く感じることができます。

 

もうひとつのポイントが照明器具。天井の高い部分まで照らすことで勾配天井の高さがより感じられますから、天井から吊り下げて下方向だけを照らすペンダントタイプの照明器具よりも、光が上向きの照明器具と下向きの照明器具を組み合わせたり、上下を照らす照明器具を壁の目線よりも高い位置に取り付けるのがおすすめです。天井に貼付けるように設置するシーリングライトは、自分でメンテナンスがしにくいうえ、手元まで光が届かない点がデメリットです。

 

(撮影/スロウル)

 

実は、スロウルのモデルハウスも三角屋根の家。屋根の傾斜を生かした勾配天井の空間を体験していただけます。ぜひ一度、見学にいらしてみてくださいね。

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田方 みき

住宅系ライター

田方 みき

広告制作プロダクション勤務後、フリーランスのコピーライターとして活動。
現在は主に、雑誌・Webで住宅にかかわる記事の取材、編集、執筆に携わる。
主な著書に『家づくりのお金の話がぜんぶわかる本』(エクスナレッジ)