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三角屋根の中はどんな感じ?リノベーションした家を見てみよう

札幌の街で自然を感じながら暮らす、北海道ライフスタイル。

そんな暮らしをリノベーションで叶えるスロウルから、さまざまな話題をお届けします。

 

今回のテーマは「三角屋根」。

スロウルでリノベーションをした住宅には、三角屋根のかわいい外観の家が数多くあります。今回は、その三角屋根を上手に使った家をご紹介します。

◎目次

・かつて北海道で多く見られた三角屋根の家

・ロフトや寝室、勉強部屋など使い道はいろいろ!

 

かつて北海道で多く見られた三角屋根の家

札幌市内や北海道内をドライブしていると、三角屋根の古い戸建てを目にすることがあります。札幌市やその周辺では厚別区のもみじ台や北区の屯田周辺、江別市の大麻などで特に多く見られます。

今、北海道の住宅の屋根の主流はフラットな形の陸屋根です。下から見ると平らなようですが、屋根の中心に向かって傾斜していたり、雪止め処理をして屋根に積もった雪が滑り落ちないようにしています。この無落雪屋根が誕生する前に建てられた住宅の多くが三角屋根の家。昭和40年代以降、北海道住宅供給公社が屯田団地(札幌市北区)や南幌ニュータウンみどり野(南幌町)など、大規模な団地で住宅を供給しましたが、そこに誕生したのが規格型コンクリートブロック造の三角屋根の家。その後、一般的な住宅にも三角屋根が普及していったといわれています。

 

 

リノベーションした札幌市厚別区もみじ台の三角屋根の家(撮影/スロウル)

ロフトや寝室、勉強部屋など使い道はいろいろ!

平らな屋根の家が多い北海道の街並みのなかで、ときどき目にする三角屋根の家。ノスタルジックでかわいらしい形です。スロウルでは、三角屋根の家のリノベーションを数多く手がけているのですが、あの三角部分の中がどうなっているのか、見てみたくはありませんか?

そこで今回は、三角屋根の特徴を生かしたリノベーションの事例をいくつか写真でご紹介していきます。

 

まずは、屋根の傾斜がついた空間をロフト風の2階にした家。

(撮影/スロウル)

 

2階に上がると1階とつながりながらも、個室としてのプライバシーもしっかり保てる空間になっています。ドーム状の落ち着いた空間で関節照明が天井に反射して明るく、ここを書斎や勉強部屋にすると集中できそうです。

(撮影/スロウル)

 

こちらは寝室として使用している施工例。コンクリートブロックの内壁や木の天井を白く塗装して仕上げています。そして、リノベーションならではのポイントが天井に設けられた天窓。フラットな屋根に天窓を設けると、冬には雪が積もってしまいます。でも、三角屋根なら雪が積もりにくく、冬でも星や月を眺めながら眠りにつくことができますね。

(撮影/スロウル)

 

そして、こちらはスロウルのモデルハウスです。屋根の片側から飛び出している部分がわかりますか?これはドーマーと呼ばれるもので、リノベーションの際に設けたものです。

(撮影/スロウル)

 

ドーマーはもともと屋根裏やロフト部分の採光や通風をよくするために付けられるものですが、屋根から飛び出している分、居住空間も広がります。スロウルのモデルハウスでは、下の写真のようにカウンタータイプのデスクを設けてちょっとしたスタディースペースにしています。実際にこの部屋に入ってみることで、三角屋根の特徴を生かした空間の面白さを感じられますから、ぜひ一度、見学にいらしてみてください。

(撮影/スロウル)

 

三角屋根で良く見られる勾配天井については、下記コラムでご紹介していますので、あわせてご覧ください。

勾配天井のメリットとは?三角屋根の家の魅力や内装のポイントもご紹介

 

 

札幌の戸建てリノベーションモデルハウスは随時見学受付中です!

スロウルでは、写真ではなく実際にスロウルのリノベーションを体感してもらうためにモデルハウスを公開しています。ご予約は見学予約フォームからお願いします。

マンションのリノベーションや新築も行なっていますので、お気軽にご相談ください。
「スロウルの家」 リノベーションモデルハウス
〈住 所〉札幌市清田区北野5条3丁目12-14
〈MAP〉Google MAP で地図を確認する

 

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田方 みき

住宅系ライター

田方 みき

広告制作プロダクション勤務後、フリーランスのコピーライターとして活動。
現在は主に、雑誌・Webで住宅にかかわる記事の取材、編集、執筆に携わる。
主な著書に『家づくりのお金の話がぜんぶわかる本』(エクスナレッジ)

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