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中古購入+リノベーションで借りた住宅ローンは、住宅ローン減税の対象?

札幌の街で自然を感じながら暮らす、北海道ライフスタイル。

そんな暮らしをリノベーションで叶えるスロウルから、さまざまな話題をお届けします。

 

今回のテーマは「住宅ローン減税」。

中古住宅を購入してリノベーションをする費用を住宅ローンで工面した場合、住宅ローン減税(住宅ローン控除、住宅借入金等特別控除)は受けられるのでしょうか?

◎目次

・住宅ローン減税とはどんな制度?リノベーションも対象?

・中古住宅の場合の注意点は?

・住んでいる家をリノベーションした場合のローンも対象になる?

 

住宅ローン減税とはどんな制度?リノベーションも対象?

住宅ローン減税は、新築住宅の取得(新築や購入、贈与)だけでなく、中古住宅の購入やリフォーム、リノベーションも対象です。返済期間10年以上などの要件を満たすローンを利用した場合に、年末のローン残高の最大1%がその年の所得税から控除される制度です。控除額が所得税よりも多かった場合は住民税からも控除されます。

 

住宅ローン減税の控除期間は原則10年間ですが、2019年の消費税率アップに伴い、13年間に延長されています。

 

住宅ローン控除を利用するためには、下記の要件を満たす必要があります。

  • ローンを借りた人が取得後、6カ月以内に入居し、継続して住んでいること
  • 床面積(登記面積)が50㎡以上(2021年度は、所得金額1000万円以下の場合は40㎡以上)
  • 床面積の1/2以上が居住用
  • 控除を受ける年の所得金額が3,000万円以下
  • 金融機関のローンを利用
  • ローン返済期間が10年以上
  • 贈与された/生計をともにする人から取得した物件ではないこと

(撮影/スロウル)

中古住宅の場合の注意点は?

中古戸建てや中古マンションを購入した場合、住宅ローン減税を受けるためには、新築住宅で必要な要件を満たしたうえで、下記の条件を満たす必要があります。

 

  • 木造住宅は築年数20年以内
  • マンションなど耐火建築物は築25年以内
  • 親族などから購入した住宅ではないこと

 

もしも築年数の条件を満たしていない場合は、既存住宅売買瑕疵保険への加入や、耐震基準適合証明書、既存住宅性能評価書の取得で住宅ローン現在が受けられます。

 

住んでいる家をリノベーションした場合のローンも対象になる?

現在住んでいる家をリノベーションをした場合、過去に住宅ローン減税を受けていても、リノベーションのために新たに借りたローンは住宅ローン減税の対象になります。

 

住宅ローン減税の制度内容は、社会情勢などによって変更されることも多いので、詳細は最寄りの税務署に問い合わせるといいでしょう。

 

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田方 みき

住宅系ライター

田方 みき

広告制作プロダクション勤務後、フリーランスのコピーライターとして活動。
現在は主に、雑誌・Webで住宅にかかわる記事の取材、編集、執筆に携わる。
主な著書に『家づくりのお金の話がぜんぶわかる本』(エクスナレッジ)