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リノベーションの費用は住宅ローンで借りられる?

札幌の街で自然を感じながら暮らす、北海道ライフスタイル。

そんな暮らしをリノベーションで叶えるスロウルから、さまざまな話題をお届けします。

 

今回のテーマは「住宅ローン」。

 

リノベーションの費用は、住宅ローンで借りることができるのでしょうか?

◎目次

・リノベーションやリフォーム用のローンがある

・銀行のリフォームローンとは?

・銀行の住宅ローンでリノベーション費用も借りるメリットは?

リノベーションやリフォーム用のローンがある

中古戸建てや中古マンションは、建ってからまだ日が浅かったり、リノベーション済み、リフォーム済みで販売されていたりで、そのまま快適に暮らせる物件もあります。でも、水まわりの設備の交換や内装の一新が必要なことも多く、その場合は中古の家の代金のほかに、リフォーム代、またはリノベーション費用がかかります。

 

ちょっとしたリフォームで済むなら、中古物件の購入費用は住宅ローンでまかない、リフォーム代は自己資金でという方法もありますが、全額をローンで借りる方法もあります。

 

ほとんどの銀行では、「住宅ローン」のほかに「リフォームローン」も用意しています。

(撮影/スロウル)

 

銀行のリフォームローンとは?

銀行で取り扱っているリフォームローンは、住宅の購入ではなく、増改築や修繕、水まわり設備の交換、外構工事、バリアフリー工事などが融資の対象。一般の住宅ローンに比べて借りられる金額の上限が低く、金利も高めに設定されています。また最長返済期間も住宅ローンよりも短め。

 

例えば、北海道銀行の場合、融資額は最大1000万円、返済期間は最長15年。北洋銀行は融資額は最大1500万円、返済期間は最長20年。金利も、住宅ローンの変動金利が1%未満で借りられるケースが多いのに比べて、北洋銀行も北海道銀行も2%台と高めになっています。

 

リフォームローンは、抵当権(担保)設定が不要な分、諸費用が安く済むメリットがあります。しかし、金利が高めで、借りられる金額も住宅ローンに比べて少ないため、大きめの費用がかかる大がかりなリフォームやリノベーションでは、返済額が大きくなったり、必要な金額が借りられないことがあります。

銀行の住宅ローンでリノベーション費用も借りるメリットは?

住宅の建築や購入の費用を借りられる住宅ローンは、多くの銀行でリフォームや借り換えなどさまざまなニーズが対象。つまり、「中古住宅の購入+リノベーション」の費用をまとめて借りることが可能です。

 

とりあえず中古住宅を住宅ローンで購入して、数年後、リフォームローンや住宅ローンを使ってリノベーションやリフォームをするよりも、一度にまとめて借り入れをするほうが一度の手間ですみます。

 

また、中古住宅購入の住宅ローン返済中に、さらに住宅ローンでリノベーション費用を借りようとすると、再度、抵当権設定費用がかかります。

 

リノベーションをするなら、中古住宅の購入と同時に行うほうが、住宅ローンの面ではメリットが大きいといえるでしょう。

 

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田方 みき

住宅系ライター

田方 みき

広告制作プロダクション勤務後、フリーランスのコピーライターとして活動。
現在は主に、雑誌・Webで住宅にかかわる記事の取材、編集、執筆に携わる。
主な著書に『家づくりのお金の話がぜんぶわかる本』(エクスナレッジ)