SLOWL PRESS


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新しい日常にぴったりの手が洗える玄関

札幌の街で自然を感じながら暮らす、北海道ライフスタイル。

そんな暮らしをリノベーションで叶えるスロウルから、さまざまな話題をお届けします。

 

 

今回のテーマは「玄関での手洗い」。

 

帰宅したらすぐに手洗いとうがい。

家族の健康を守るための習慣が、すっかり定着したという人も多いでしょう。

 

でも、玄関を開けてから洗面所までの間に

ドアノブや照明スイッチに触れるのが心配……という声も。

 

そこで今、人気上昇中なのが玄関に設置する手洗いコーナーです。

◎目次

・手洗いコーナー、どこに設置する?

・大きめの洗面ボウルなら手洗い以外にもメリット

・設置の費用は?設置できないケースはある?

手洗いコーナー、どこに設置する?

玄関と洗面室が隣接している間取りで、普段は扉を開放しておけば

帰宅してそのままどこにも触れることなく洗面台で手を洗うことができます。

 

でも、玄関と洗面室が離れていたり、

隣接していたとしても、「扉は開けっ放しにしておきたくない」「来客にも手を洗ってもらいたいけれど、脱衣室兼洗面室は見られたくない」という場合は、玄関内に専用の手洗いコーナーがあると便利です。

 

実際、帰宅後、リビングに入る前に手が洗えるように

玄関に手洗いカウンターを設置した分譲マンションや建売戸建てが登場しています。

 

また、住宅設備メーカーでもコンパクトな手洗いボウルを販売し、

リフォームや注文住宅のプランに取り入れられるようにもなってきています。

 

中古住宅を買ってリノベーションする場合も、もちろん設置可能です。

 

玄関ドアを開けてすぐの三和土(たたき)に設ければ、手を洗うときの水はねを気にしなくてすみます。

 

また、玄関ホールや廊下ならカウンターの下部を収納スペースにするなど空間の有効利用も可能。

 

あまり目立つところに設置したくない場合は、シューズインクローク内に置くのもいいでしょう。

 

どこに設置するにしても、大切なのは

玄関を開けてからできるだけどこにも手を触れずにアクセスする場所に設置すること、

そして、空間を圧迫しないよう、奥行き45センチメートル程度のコンパクトなプランにすることでしょう。

 


(撮影/スロウル)

 

大きめの洗面ボウルなら手洗い以外にもメリット

設置する空間にゆとりがあるなら、コンパクトな手洗いボウルではなく

大きめの洗面ボウルを設置するのもおすすめです。

 

大きめなら手洗い時の水はねで床やカウンターが濡れてしまうことが

コンパクトな手洗いボウルよりも少なくなります。

 

また、家族の朝の洗面のタイミングが集中する場合、

もうひとつ洗面台があることで、洗面スペースの混雑が防げます。

 

そして、手を洗うだけでなく、(気にならなければですが)ぞうきんや靴を洗ったり

散歩の後に愛犬の足を洗うのにも便利です。

実験用シンクSK6
(撮影/スロウル)

設置の費用は?設置できないケースはある?

家の中に菌やウイルスを持ち込みたくない、という気持ちに応え

また、手洗い以外の使い道もある玄関の手洗いコーナー。

 

設置するにはどれくらいの費用がかかるものなのでしょう?スロウル代表の平賀丈士に聞いてみました。

 

「オリジナルで製作する洗面台の費用はおおよそ15~20万円程。この費用の中には、下台という箱の部分や引き出し等の制作、はめ込むシンク、給排水金物、混合水栓やミラーなどが含まれます。

通常は、木工所で製作し搬入して設置しますが、現場の大工さんでも施工できるようなオープンでシンプルなものはもっとコストを抑えることも可能です。タイル施工の場合は、タイルの材料代とタイル職人の施工費用が必要になります。」

 

 

(撮影/スロウル)

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田方 みき

住宅系ライター

田方 みき

広告制作プロダクション勤務後、フリーランスのコピーライターとして活動。
現在は主に、雑誌・Webで住宅にかかわる記事の取材、編集、執筆に携わる。
主な著書に『家づくりのお金の話がぜんぶわかる本』(エクスナレッジ)