SLOWL PRESS
本物のレンガを内装に使って味わいのある住空間に。メリットやコストも紹介
札幌の街で自然を感じながら暮らす、北海道ライフスタイル。
そんな暮らしをリノベーションで叶えるスロウルから、さまざまな話題をお届けします。
今回のテーマは「レンガ」。
「レンガの家」というと、赤いレンガを積み上げた外壁でできた三角屋根の家が思い浮かびますが、内装にレンガを使うのもとても素敵です。
インテリアとして、そして、実用的な内装材としてのレンガの魅力を紹介しましょう。
◎目次
・レンガを内装に使うとどんな空間になる?
・レンガにはどんなメリットがある?
・気になるコスト。一般的な壁紙よりもどれくらい高くなる?
レンガを内装に使うとどんな空間になる?
北海道での暮らしは、自然の大きさやあたたかさ、厳しさを身近に感じます。
だから、しっくいや無垢の木材など、自然から生まれた材料が住空間に馴染みやすいといえます。
なかでも、土などを炎で焼いたレンガは味わいがあり、施工する場所や選ぶ色によって室内をさまざまな表情に変えてくれます。
壁のどこか一面をレンガにすることで部屋全体に重厚感が漂ったり、キッチンの背面などに使ってカフェのような雰囲気が出せたり。使い方によって、アンティークの似合う空間、無骨な表情の空間、かわいらしい空間などさまざまな空間演出ができます。
北海道はレンガの一大産地。地元産のレンガを、好みのインテリアのテイストと組み合わせてみると、北海道の自然のあたたかみをより感じることができそうです。
レンガにはどんなメリットがある?
本物のレンガにはどんなメリットがある?
室内にレンガの雰囲気を取り入れるなら、レンガ風のタイルや壁紙を張る方法もあります。タイルは近づいても本物のレンガに見えるものも多いですし、壁紙も凹凸があるタイプだと近づいたり触ったりしない限り、本物に見えることも。タイルや壁紙は施工時間が短く、コストも抑えられるメリットがあります。
でも、本物のレンガには、本物だからこその良さがあります。
・耐久性
劣化しにくいため、一度施工するとメンテナンスや張り替えの必要がありません。硬いものにぶつかってエッジ部分が欠けることがあっても、かえって味わいが生まれる点も魅力です。
・耐熱性、耐火性、耐水性
熱や火に強いため、薪ストーブまわりの床や壁に使用でき、薪ストーブとのインテリア性での相性も抜群。キッチンの壁に使用する場合は、水や油汚れが目立ちません。
・自然な風合い
レンガは表面に細かな凹凸があるため光を多方向に反射し、空間がやわらかな印象になります。また、焼き上げられるときに生まれる色ムラからも、自然だからこそ出せる風合いが感じられます。
気になるコスト。一般的な壁紙よりもどれくらい高くなる?
家を建てたり、リノベーションしたりする際、内装材選びで気になるのはコストのこと。
壁の一部にレンガを張る場合、コストはどれくらいかかるのでしょう。スロウル代表の平賀丈士に聞いてみました。
「レンガタイル施工は、タイル職人が一枚一枚貼っていく為、施工コストは1㎡当たりおよそ3万5千円程です。キッチンの場合、一般的なキッチンパネルとそれほど変わらないと思いますが、内装全般の壁紙等と比べると30倍くらいの単価になると思います。
スロウルのリノベーションは、左官の壁やレンガタイルなど、本物の質感を感じるものが中心です。
できるだけコストを抑えたい場合は、玄関ホールやキッチンの壁など、一部にこだわり素材を使って、間接照明などでよりアクセントをつけるのがオススメですよ。」
リノベーションやリフォームの際にレンガを使った内装を選ぶと、少しコストが上がることにはなります。でも、壁紙のように張り替えをする必要がなく、傷がついても「味」になるので補修の手間もかかりません。
個性的でダイナミック、おしゃれな空間がつくれるレンガを取り入れて、リノベーションのワクワク感を体感してみるのはいかがでしょうか?
札幌の戸建てリノベーションモデルハウスは随時見学受付中です!
スロウルは、写真でなく実際にスロウルのリノベーションを体感してもらうためにモデルハウスを公開しています。ご予約は見学予約フォームからお願いします。
マンションのリノベーションや新築も行なっていますので、お気軽にご相談ください。
「スロウルの家」 リノベーションモデルハウス
〈住 所〉札幌市清田区北野5条3丁目12-14
〈MAP〉Google MAP で地図を確認する

住宅系ライター
田方 みき
広告制作プロダクション勤務後、フリーランスのコピーライターとして活動。
現在は主に、雑誌・Webで住宅にかかわる記事の取材、編集、執筆に携わる。
主な著書に『家づくりのお金の話がぜんぶわかる本』(エクスナレッジ)
- CATEGORY