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自分で買ったキッチンや照明を付けたい。施主支給とは?

札幌の街で自然を感じながら暮らす、北海道ライフスタイル。

そんな暮らしをリノベーションで叶えるスロウルから、さまざまな話題をお届けします。

 

今回のテーマは「施主支給」。

 

施主支給って、何でしょう?

 

これは、家を建てたりリフォームやリノベーションをする際に、住宅の設備を施主が自分で手配して設置してもらうこと。ハウスメーカーが提案するものでは満足できないなど、デザインにこだわる施主が、施主支給で好きなものを手配するケースがあります。

 

理想の空間をつくるための施主支給。でも、知っておきたいポイントもいろいろあります。

◎目次

・施主支給とは?どんなケースがあるの?

・自分で手配した設備など、どんなものでも施工してもらえる?

・Q&A 施主支給の知っておきたいポイント

施主支給とは?どんなケースがあるの?

新築やリフォーム、リノベーションの際に必要な住宅設備などを、施主が自ら探して購入するのが施主支給です。

 

コンセントカバーやスイッチ類等の小さなものから、キッチンやトイレ、洗面ボウルなどの水まわり設備、大きなものでは建具や窓などを、家電量販店やインターネットで購入するケースが多くあります。

 

そのほか、「アンティークショップで見つけた引き戸」「実家が解体されたときに捨てずに保管しておいた柱や欄間」など、思い出がたくさんつまったものを、家づくりやリノベーションで再利用したいという人も。

 

スロウルでも、そんな施主支給によるご要望に何度もお応えしてきました。

 



(撮影/スロウル)

自分で手配した設備など、どんなものでも施工してもらえる?

気に入ったデザインのものや、唯一無二の思い出の品などを、空間づくりに生かすのはとても素敵なことです。

 

でも、どんなものでも施工が可能かというと、それはケースバイケース。施工会社によっても対応が違います。

 

例えば、トイレのペーパーホルダーや洗面室のタオル掛けハンガー、コンセントカバーなど、住まいが完成してからの施工が可能なものは大丈夫。自分でDIYで取り付けることだって可能です。照明器具なども、取り付けたいのはダウンライトなのか、ペンダントタイプなのかなどを早めに決めて、施工会社に相談しておけばスムーズに進むでしょう。

 

しかし、キッチンやトイレなどの水まわり設備といった、水道工事、電気工事などの専門の工事会社が必要な大がかりな設備は施主支給は断られることがあります。これは、施主支給の設備は施工会社の保証の対象外で、施主支給の設備を入れた箇所にトラブルがあった際に、責任の所在が曖昧になってしまうため。例えば、施主が手配した洗面台の配管が原因で漏水が起こり、床や壁の張り替えが発生した場合、張り替え費用はどちらがもつのかなどでトラブルに発展しがちだからです。

 

また、施工に必要な図面や部材、道具はないかなどの情報も収集したうえで、施工会社と事前に入念な打ち合わせをすることも必要です。施主支給は、思った以上に大変かもしれません。自分でインテリアや設備機器を手配したい場合、まずは可能かどうかを施工会社に相談してみるのがおすすめです。

 


(撮影/スロウル)

Q&A 施主支給の知っておきたいポイント

では、スロウルでは、施主支給のケースにどう対応しているのでしょうか?代表の平賀丈士に聞いてみました。

 

  • Q インテリアや住宅設備などの施主支給には対応していますか?これまでどのようなケースがありましたか?

「スロウルでは、ほとんどの資材で施主支給に対応するようにしています。みなさんの多様なライフスタイルは、作る側の都合で用意されたカタログの中から選ぶ、という進め方では対応できないと思います。ネットでいろいろと探してもらうことも、施主が主導権を持って家づくりを進める大切なポイントだと思います。

また、浴室やキッチンの水栓などは長期優良住宅化リフォームの助成金で申請項目となる場合があります。中国製の安い水栓では助成金を受けられない、ということもありますので注意してくださいね。」

 

  • Q インターネットや家電量販店などで設備などを探す際の注意ポイントはありますか?

「例えばエアコンを家電量販店で注文する際に、(格安の)設置費込みで販売されている場合も多いようです。

しかし、家の構造をきちんと把握していない業者が設置する場合、壁のスリーブ(穴)の位置が適切でなかったり、場合によっては建物の構造を弱めてしまうこともあります。室外機の据付架台は別料金だったりと予想以上に追加費用がかかってしまう場合もあります。特に設備関係は、家のことを一番わかっている施工業者に頼む方が安心かもしれませんね。」

 

  • Q 自分で手配したいインテリアや住宅設備があるという人への、スムーズに進めるためのアドバイスは?

「まずは、施工業者に相談することです。必要なスペースは確保できるか?取り付ける際の壁の下地は必要か?どのメーカーで型番は何か?商品の図面は入手可能か?接続部材も一緒に注文する必要はあるか?など、いろいろなことを検討する必要があります。

設備関係の施主支給は、商品がネットで安く手に入りやすいメリットはあるものの、実は施主自身の責任が大きくなるという両面があるんですよね。施工業者の方が多少高くても、上記のようなことを全て調べて設置してくれている必要経費だと考えると、どちらを選択するかは状況に応じて判断できると思います。」

(撮影/スロウル)

 

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田方 みき

住宅系ライター

田方 みき

広告制作プロダクション勤務後、フリーランスのコピーライターとして活動。
現在は主に、雑誌・Webで住宅にかかわる記事の取材、編集、執筆に携わる。
主な著書に『家づくりのお金の話がぜんぶわかる本』(エクスナレッジ)