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リノベーション診断の現場 | 北海道スタイル・リノベーション[スロウル]
札幌の一戸建て中古住宅をリノベーションで再生し、北海道の理想の暮らしを実現するSLOWL[スロウル]
スロウルにリノベーションの依頼をしてくださった森山さんは、
物件にまだ売主さんがお住まいになっている家であれば、内覧も遠慮気味になってしまいがちですが、
個人売買では瑕疵担保責任を免責にすることがほとんどで、購入したあとの責任を負うのは買主さんの方です。
ですから、ここは遠慮なく床下や小屋裏の確認をさせて頂きましょう。
物件について色々と質問できる絶好のチャンスでもあります。
屋根裏は、室内の暖かい空気と外気の境目となり、結露が発生している場合も多いので、
構造に傷みがないか確認します。
左:一級建築士 船坂
それと同時に、屋根を支える柱や、天井の梁の位置も確認しておきます。
この柱の位置は、今後リノベーションプランを進める上で重要なポイントになります。
床下の主なチェックポイントは、基礎などの構造や、湿気などによる腐食の有無です。
特にお風呂など水廻りの床下は、湿気や漏水などでかなり腐食している場合がありますので要注意です。
また、外壁の傷みも十分にチェックしましょう。
北海道では、屋根から落ちた雪が壁際に溜まり、柱や土台が徐々に水を吸い、腐食が進行します。
この場合、土台など構造の修復コストをある程度多めに計算に入れておく必要があります。
もちろん、どんなに傷んでいても、リノベーションで再生することは可能です。
ただし、傷みが激しい物件は、柱を残して解体し、腐食部分を入れ替えてほとんど作り直す事になり、
結果的に新築住宅を立てるのと同じくらいの費用が必要となる可能性もあります。
ですので、物件選びは本当に重要ですね。
理想のライフスタイルを実現するために、どのくらいの規模でリノベーションするかによって、
購入できる中古物件の予算配分が変わってきます。
例えば、トータル1,500万円の予算がある場合で、単純に諸経費を除いて考えると、
700万円の中古住宅を購入すれば、残り800万をリノベ費用に割り当てることができます。
しかし、表面的には奇麗な1,200万円のリフォーム済み中古住宅を購入してしまうと、
リノベーション費用は300万円となり、思いきった間取り変更や不足した断熱の改修まで
予算が残らない可能性があります。
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