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AIR DO機内誌3月号 掲載/スロウル

スロウルの三角屋根のリノベーション事例が、AIRDO機内誌3月号に掲載されました。
コロナ禍で外出し辛い時期ですが、もし飛行機にお乗りの際はぜひ読んでみてください!

 

 

 

—- 以下引用 —-

三角屋根のリノベーション
 
市街地に暮らしながら、北海道らしい心地よさもある。そんな理想をかなえる<スロウル>のリノベーション。着目したのは、おなじみのシルエット「三角屋根」でした。
 

Profile
平賀丈士さん
 
<スロウル>代表、札幌市居住歴21年。北海道で暮らす魅力は、「豪雪があって、除雪に疲弊して、春の訪れに喜んで・・・毎年この繰り返し。自然の中で生きていると実感します」slowl.jp

 
 <スロウル>代表の平賀丈士さんは、広島県出身。20代でオーストラリアに渡り広い大陸を満喫した後、帰国して考えた。「さて、どこに住もうか?」。その時頭に浮かんだのは、子どもの頃から憧れていた北海道(『ムツゴロウ王国のゆかいな動物王国』が大好きだった)。札幌に移住してIT企業に勤めながら、時代の流れに乗り、投資目的で中古物件を購入する。「札幌からちょっと離れたところにある安い物件を買って、週末に自分でペンキを塗ったり、フローリングを張り替えたり。それを貸し出したら、思いのほか需要がある」。構造補強や断熱改修もしっかりやりたいという思いが強くなり、<スロウル>を設立した。
 
 特に魅了されたのが、通称「三角屋根」。「昭和28年制定の寒住法(北海道防寒住宅建設等促進法)により、住宅供給公社が筆頭になってどんどん建てていったブロック造りの家です」。床面積100平方メートル。屋根から雪が落ちることを考慮し、敷地は80~90坪くらい。それなりに余裕のある庭と、日当たりのよさもある物件が多い。「築40年以上の木造建築は基礎が弱くて、新築に作り直すくらいの手間がかかることが多いけれど、三角屋根は鉄筋コンクリートとブロックの混構造。丈夫です」
 
 こうした物件を外側から断熱材で包み、内側の空間を広く確保するのが、<スロウル>流だ。「外壁と屋根には断熱材を加えて暖かさを確保し、内壁や天井は基礎を見せたままにする。名付けて”表しのリノベーション”。40年前に造られたブロックの壁や天井の梁には、新築にない味がありますから。その雰囲気をいかに楽しむか」
 
 さらには、「三角屋根には、煙突がついているんです。それを生かせば、そのまま薪ストーブをつけることも。新たに設置するよりは、多分半額以下でできます。これもメリットですね」と平賀さん。北海道の中古物件は、探し方と工夫次第で思いがけない魅力を発揮してくれるのだ。
 
「きちんと直せばまだまだ住める。そんな物件はたくさんあります。だって昔の人は、100年以上住んでいたわけですから。いまの時代、断熱や気密の基準は上がっているので、そこはきちんとグレードアップする。だけど使える素材は生かそう、資源はもっと大切にしよう、という思いで取り組めるのが、リノベーションのいいところだと思います」

 
—- 引用終り —-

 
 
 

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「スロウルの家」 リノベーションモデルハウス
〈住 所〉札幌市清田区北野5条3丁目12-14
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