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スロウな日々
緑の森を蘇らせる
スロウルの家の外構工事を担当してくださったフーム空間計画工房の宮島さんからのお誘いで、
五天山公園の植樹会に参加してきました。
この日、12月並みにまで気温が下がり、五天山には霜柱ができていました。寒いです。
植樹の講師は、北海道工業大学の岡村教授です。
混播法(コンパ)という独特な植樹で森を復活させる研究をされています。
この手法は、木材をとるための人工林や桜の植樹とは全く異なり、
近くの木の種から育てて植樹することで、限りなく本来の自然に近づけるというものです。
まず、できるだけ近い場所に自生する植物の種を採取します。
その種を使って、発泡スチロールの箱で苗を育てます。
育った苗は、3本一セットでポットに移し替えます。みんなで手分けして作業です。
赤玉土1:腐葉土1:軽石3の割合で、栄養分は少なめに厳しく育てるのがポイントです。
この苗を、直径3mの円の中に色々混ぜて10個分植えていきます。
円状に植えるのは、年老いた木が倒れた後の円い空き地に、新しい命が芽吹くのをイメージしています。
ランダムに植えた植物は、その土地に合ったものだけが生き残るので、結果的に本来あった自然に近い形で復元されることになるそうです。
木の成長を見守りながら、何年もかけてじっくり取り組む必要があるんですね。
北海道の自然を大切に守っていきたいですね。
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