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古民家リノベーションにかかる費用は?安く抑えるコツもご紹介

こんにちは。札幌で一戸建て・中古住宅リノベーションを行うスロウルの平賀です。

 

昔ながらの風情ある日本家屋に、時代にあったデザインを取り入れたり、機能性を高めたりする古民家リノベーション。

古民家だからこそ出せる味わいに魅了され、古民家リノベーションに憧れている方も多いです。

 

今回は、古民家リノベーションにかかる費用についてお話します。

古民家リノベーションのメリット・デメリットや、補助金などで費用を安く抑えるコツ、注意点などもご紹介しますので、ぜひご覧ください。

 

古民家リノベーション

 

 

古民家リノベーションのメリット・デメリット

古民家リノベーションには、次のようなメリットがあります。

  • 古民家ならではの味わいがある
  • 固定資産税が抑えられる

 

古民家の魅力はなんといってもその趣。

日本家屋の味わいには、ほっとできる心地良さがあります。

 

基本構造を生かすことでベースとなる建築費用が大幅に下がることもメリットの一つでしょう。

 

また、古民家リノベーションは固定資産税を抑えられるというメリットがあります。

固定資産税には、建物の築年数が影響し、築年数が25年以上経過している場合は、古民家をリノベーションしたとしても減税されるのです。

 

ただし、リノベーションの内容によっては固定資産税が高くなる場合がありますので、注意しましょう。

 

一方、リノベーションする古民家によっては、耐震性が低い場合があるため、状況にあわせて補強工事が必要になるというデメリットがあります。

また、新築住宅にくらべて断熱性も低いため、断熱材の導入が必要なケースも。

 

このような場合や構造部分を工事するとなると、予定よりも費用が高くなる恐れがあるため、古民家リノベーションを行う際は予算に余裕を持ちましょう。

 

スロウルが目指す「リノベーション」とは。古民家リノベーションの魅力

「古い建物は解体し、また新築を建てれば良い」という今の日本の常識から、「ちゃんと直しながらより長く使い続けよう」という、昔からある日本人の精神への回帰。

これこそが、現代のリノベーションの本質であり、「古民家リノベーション」が持つ魅力だと思います。

 

スロウルのリノベーションは、本物の素材の質感を感じられ、より温かく、家族の存在を感じる、木に囲まれた豊かな空間づくりが大きな特徴です。

これは、10年前からいち早くリノベーションで創業した、スロウルのブレない軸となっています。

 

スロウルが販売するのは、家という箱物ではなく、豊かなライフスタイルを実現する舞台だと考えています。

コストダウンも重要なミッションの一つですが、家づくりにかかわるすべての人の価値観を反映させ、「なりたいくらし」「豊かなくらし」につながる家であることも重要です。

 

古民家リノベーションの魅力は、新築と比較したときの費用面だけではありません。

「なりたいくらし」「豊かなくらし」を想像しながら、ぜひ古民家リノベーションも選択肢の一つとして考えてみてください。

 

 

古民家リノベーションの費用目安

和室のリノベーション

古民家リノベーションの費用は、部分的な修繕・リフォームで300万〜500万円ほどかかり、水まわりの入れ替えや間取り変更などを行うと、1,500万円ほどかかることが多いです。

 

建物が劣化していて構造部分を工事する場合や、デザインや設備にこだわる場合は、2,000万〜3,000万円ほどかかることもあります。

 

古民家は建物のつくりが頑丈でも、断熱性能など快適に暮らすために必要な性能が劣っているケースも多いです。

そのため、古民家によっては、どうしても大掛かりな工事が発生し、リノベーション費用が高くなってしまうことがあるのです。

 

【費用別】古民家リノベーションでできること

古民家リノベーションの費用は、古民家の状態や依頼する業者によっても変わります。

ここでは、費用別にどんな工事ができるのか、目安をご紹介しますので、参考にしてくださいね。

 

500万円以下

500万円以下だと、部分的なリノベーション(リフォーム)工事が中心となります。

 

例えば、次のような工事が該当します。

  • 屋根の葺き替え工事:約280万〜320万円
  • 外壁工事:約60万〜400万円
  • 基礎補強工事:約50万円〜
  • 耐震工事:約130万〜250万円
  • 梁の復活工事:約160万円 など

 

500万円〜1,000万円以下

1,000万円ほどの予算があれば、複数の工事を行うことが可能です。

 

例えば、古民家の既存部分を多く残すのであれば、キッチンや浴室、トイレなどの水まわり工事や、リビングやダイニングの内装工事が可能です。

 

また、断熱性能やバリアフリー性能を向上させるリノベーション工事も、1,000万円以下で可能な場合も。

リビングダイニングの床や天井に断熱材を施工したり、寝室などの窓を断熱サッシに交換したりするほか、水まわりのアクセスを良くする間取り変更工事などができるでしょう。

 

1,000万円以上

間取り変更を伴うような大規模なリノベーションを行うのであれば、1,000万円以上必要になることが多いです。

 

柱と基礎以外を取り壊して一からリノベーションする「スケルトンリフォーム」であれば、30坪で2,500万円以上、40坪であれば3,000万円以上と、費用は高額になりがちです。

 

ただし、断熱性能など住宅の性能を新築レベルにできるため、柱など古民家の趣は残しつつ、快適な空間をつくることができますよ。

 

 

古民家リノベーションの費用を安く抑えるコツ

階段のある部屋

先ほどご紹介したように、古民家リノベーションは工事の内容によって費用が大きく異なります。

リノベーション費用を安く抑えるコツは、古民家の既存部分を多く残すということです。

 

既存の建具やサッシを残して活用する、使う頻度の低い部屋は大掛かりな工事はしないなど、施工範囲を絞ることで、費用を抑えることができますよ。

 

ただし、せっかくリノベーションするのですから、快適に過ごせることは重要なポイント。

水まわりや過ごす機会が多いリビングダイニングはリノベーションする、断熱工事はしっかり行うなど、住まいの快適さを考えながら優先順位をつけてみてくださいね。

 

また、リノベーション費用は業者によっても大きく異なります。

費用をできるだけ安く抑えたいなら、地元の業者に依頼するのも良いでしょう。

全国チェーンの大手企業は広告費用などにコストをかけていることも多く、その分費用が高くなるケースも。

 

もちろん大手企業にもたくさんのメリットがありますが、古民家リノベーションの実績が多数ある地元の業者であれば、費用を抑えながらも納得のいくリノベーションが叶えやすいでしょう。

 

リノベーション費用を安くする方法については下記コラムでもご紹介していますので、あわせてご覧ください。

リノベーションの費用を安くするには?低コストで実現するためのポイントと事例をご紹介

 

補助金も活用しよう

古民家リノベーションで利用できる補助金で、費用を抑えることも可能です。

 

国で行なっている補助制度としては、断熱性の高い窓にリフォームする際に使える「先進的窓リノベ事業」や、子育て世帯・若者夫婦世帯等による住宅の省エネ改修などを支援する「子育てエコホーム支援事業」などがあります。

 

また、自治体でも古民家リノベーションに活用できる補助金が用意されていることがあります。

例えば、札幌市では2024年度に「札幌市住宅エコリフォーム補助制度」という、札幌市に住んでいる方が「バリアフリー改修」「省エネ改修」をすることで使える補助金制度があります。

 

他にも活用できる補助金がないか、リノベーション業者に相談してみるのも良いですね!

 

 

古民家リノベーションの注意点

古民家リノベーションは古民家の持つ趣を活かすことで、ほかにはない居心地の良さを生み出します。

リノベーション前に使っていた家具やインテリアをそのまま使おうとすると、古民家の雰囲気に合わなくなってしまう可能性があります。

雰囲気と合う設備や建具を選ぶことも大切です。

 

また、予算にも注意を!

予算を決めてリノベーションをしようとしたものの、思っていたよりも古民家の状態が悪く、さまざまな工事を施さなくてはいけない場合も多いです。

 

予算には余裕を持って、物件選びの段階からリノベーション業者に相談しながら進めましょう。

 

 

費用を把握して、札幌で古民家リノベーションを叶えよう

古民家リノベーションには、「古民家ならではの味わいがある」「固定資産税が抑えられる」といったメリットがあります。

 

一方、リノベーションする古民家によっては、耐震性が低い場合があるため、状況にあわせて補強工事が必要になるというデメリットがあります。

また、新築住宅にくらべて断熱性も低いため、断熱材を導入するケースも。

 

古民家リノベーションの費用は、部分的な修繕・リフォームで300万〜500万円ほど、間取り変更などを行うと1,500万円ほどかかる場合が多いです。

さらに、構造部分を工事する場合などは2,000万〜3,000万円ほどかかることもあるなど、大掛かりな工事が発生するとリノベーション費用が高くなってしまうことがあります。

 

リノベーション費用を安く抑えるコツは、古民家の既存部分を多く残すこと。

実績のある地元の業者に依頼したり、補助金を利用したりするのもポイントです。

 

既存住宅や中古物件など、札幌でリノベーションをするならスロウルへお気軽にご相談ください。

 

SLOWL

 

スロウルでは、写真だけでなく実際にスロウルのリノベーションを体感してもらうためにモデルハウスを公開しています。

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マンションのリノベーションや新築も行なっていますので、お気軽にご相談ください。

 

「スロウルの家」 リノベーションモデルハウス
〈住 所〉札幌市清田区北野5条3丁目12-14
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平賀 丈士

(株)スロウル 代表取締役

平賀 丈士

憧れの大自然、北海道にバックパック一つで渡り、IT業界からリノベーション業界へと転身。2010年、北海道スタイルのリノベーション住宅「スロウル」創業。札幌という都会の中でも、自然とともに生活できる、そんな北海道らしいライフスタイルを実現できるような、ワクワクする家をつくる。

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