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衝撃!! 土台の腐食、そしてネズミの道?|北海道スタイル・リノベーション SLOWL[スロウル]
札幌市豊平区月寒「白樺と薪ストーブの家」リノベーション、解体現場の様子です。
築40年を超える木造住宅、長い間大量の残置物におおわれていたため、建物の傷みはかなり進んでいる気配。。。
一気に解体を進めます!!
すっきり丸裸のスケルトンになって、ようやくその全貌が明らかに、
日当たりも悪くてジメジメしていた和室の壁は、腐食して無残な姿に・・・。
お風呂などの水回り以外でここまで腐食しているケースはめずらしいです。
コンクリートの基礎の上に乗っている土台もこの状況!!
柱を支えるはずの土台は朽ち果てて、柱が宙に浮いている状態に。
激しい腐食の原因は、外壁面からの水の差し込み、断熱不足による結露、床下からの湿気等。
木の水分が慢性的に増え、結果的に木を腐らせる 腐朽菌が活発に働いてしまいます。
そして木が腐り始めると、それをアリが蝕むという悪循環が起こります。
木を腐らせないためには、湿気を低く抑えたり、濡れても通気性を良くしてすぐ乾かすこと。
ハウスメーカーの売り文句のように、気密性能を追い求めて通気性を考えずにシートで包んでしまうと、
水分の逃げ道が無くなり、いっそう木の腐食を促してしまうこともありますので要注意です。
これ、ネズミの通り道なんです! 断熱材がすっかり食べられてしまっていました。
やはり今回のリノベーション、一筋縄ではいきません!
間違いなく、スロウル始まって以来の大仕事になると思います。。。
これからしっかりと生まれ変わっていく様子、どうぞご期待下さい!
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